株式会社イングコーポレーション

株式会社大同工業所

冷蔵・冷凍機器を中心とする医療分野・産業分野・産業安全分野・研究分野の各種製品製造・販売企業

2019年8月にエンジニア2名を採用

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ミャンマー人を採用するに当たった経緯

冷蔵・冷凍機器を中心とする医療分野・産業分野・産業安全分野・研究分野の各種製品製造・販売企業で、将来的な海外拠点の幹部候補としてミャンマーから直接の採用を計画し、ミャンマー国立大学工学部卒のエンジニア2名を採用した。

ミャンマー人を雇用してみて、御社が感じているミャンマー人の特徴

非常に真面目で、特に50代以上の社員がミャンマー人に好感を持っている。彼らのハングリー精神や
「分かりました」と言う感覚が、昔の日本の若者を思い出すようだ。

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ミャンマー人と接する時に留意している点

大阪の会社だが、なるべく標準語を使い、主語、述語、目的語を抜かさない、指示語は使わないようにしている。また、日本人とは違うので、日本人全社員で説明は丁寧にするように心がけている。

ミャンマー人(外国人)を受け入れるために工夫した点、また会社として良くなったと思われる点

日本人だと「姿を見て学べ、感じろ、言われなくても分かれ」といった職人気質の指導だった上司が、文化背景の違うミャンマー人だから分かるはずがないということで、丁寧に説明をするようになり、社内で日本人の部下も含め、上手く人を動かせるようになった。

これだけはミャンマーで身につけておいて欲しいビジネスマナー等

J-SATアカデミーでしっかり習ってきているので特に無い。国民性かもしれないが、低姿勢に徹するので逆に丁寧すぎると感じる時がある。

アサトテックジャパン株式会社

6ヵ月の人材の変化と今後の課題

日本語力はアップしているように思う。
週に1回B5のノートに、1週間のまとめを日本語で書いてもらっている。それを上司、指導員と一緒に
チェックし、日本語と仕事内容で問題が無いか確認している。
ミャンマーでは超暗記型教育が行われていると聞いていて、自発的に考えない、或いは、言われたことだけ
をする傾向があるので、エンジニアとして働くためには、自ら考えて判断できる力を養うことが必要だと指
導している。

採用に当たって取り組んだこと

現地での最終選考に経営幹部の他、採用後職場で指導員となるスタッフが同行し、ミャンマーの現地事情を共有した。また、内定後、ミャンマー人材から毎日届く日報に返信し、入社までに日々のコミュニケーションを図った。日本に来日した時に歓迎会を開き、初日から会社の一員として溶け込むことができた。