アサトテックジャパン
株式会社

鋼製船舶、軽合金船舶、海洋構造物及び

既存船舶の改造に関わる設計全般事業
主に国内造船所向けの船舶設計業務

2017年からこれまでに3名を採用

アサトテックジャパン株式会社

ミャンマー人材を雇用した理由

国内で募集を行っても応募が無く困っていたところ、海外人材の話を聞きました。
そこで海外から人材の募集を検討し、数カ国の候補の中ミャンマー視察へ行き、ミャンマー人の勤勉で日本で働きたいという若者たちに惹かれました。
また、ジェイサット様の日本で働くための教育や入国後のサポートがしっかりしていることもあり、ミャンマー人採用を決めました。

ミャンマー人材を雇用しての変化

三年後に少し変わればよしとしていましたが、ミャンマー人材が仕事を覚えるのが早いため、今まで断っていた仕事やベテランが上流の作業に集中できるようになり、一年ほどで会社の売上や信用が大きく伸びました。

ミャンマー人材を雇用しての感想

当社では、主に国内造船所様向けの船舶設計業務を行っています。先日、2017年度に初めて採用したミャンマー人材2名の設計した船舶が無事に進水しました。
全てをミャンマー人材で設計したわけではありませんが、実務も行いながら、日本語での社内教育などを通して船舶設計の技術を学び、通常3年はかかる内容を入社1年にて設計できるようになりました。
正直なところ期待以上の成果となった為、ミャンマー人材の底知れぬ能力に社員一同驚いています。2018年も引き続き1名採用しましたが、先の2名同様に今後の活躍と成長が非常に楽しみです。

ミャンマー人材が設計した
船舶の進水式の動画はこちら



(本船は全長79m、幅18m、石炭及び
バイオマス燃料を運ぶ船舶です。)

雇用するにあたって不安に感じた事

外国人採用は初めてのことで多くの不安がありました。本人も、最初の半年までは家族から離れて見知らぬ国での生活や仕事は不安そうでした。

その不安への解決

不安があっても中々口には出しませんが、ジェイサット様の日本国内サポートもあり、今では職場の同僚たちと日本の生活を楽しんでいます。
また、当初は日本語能力にも少々の不安がありましたが、言葉が問題になり意思疎通ができないということは一度もありません。

実際のミャンマー人の働き方はどうか

勤務態度等も問題なく、一般的な常識は備わっています。
誤った考えが出る場合もありますが、ちゃんと説明をすれば理解します。
指示した作業はすぐに理解して早々と完了しますが、作業変更が重なると内容整理や優先順位が苦手で混乱します。後戻りになりますが、最初のうちは作業変更があっても一度完了させて、変更内容を進める方法が良いと思います。

アサトテックジャパン株式会社

これからミャンマー人材の雇用を考えている企業へ

近い将来必ず外国人材が必要になります。
今のうちにミャンマー人の文化や国民性を理解し、家族のように大切に育てていけば大きな戦力になると思います。当社でも外国人採用は初めてのことで多くの不安がありましたが、ジェイサット様のサポートもあり、今では次の人材採用と現地事務所開設を検討しています。ぜひミャンマーへ行かれて見てください。